東京発の広告制作会社「SPARROW」のブランドアイデンティティ

栗崎浩の独自の視点で描かれた独特の世界観

東京を拠点に活動する広告制作会社「SPARROW」のブランドアイデンティティを手がけたのは、デザイナーの栗崎浩氏。企業の名前の由来であるスズメと、シンボルツリーである松の木を組み合わせたデザインは、新たな企業が困難から守られ、着実に前進することを願っています。

栗崎氏のデザインは、松の木がすべての危害からスズメを守るという物語からインスピレーションを得ています。この物語は、企業の創設者を鼓舞したもので、ロゴ、主視覚、全てのステーショナリーのビジュアルイメージを栗崎デザインが担当しました。

このデザインのユニークな特性は、実際の松の木とスズメのリアルなモデルを使用して、シーンにリアリズムを与えることです。花のアレンジメントアーティストが選んだ松の木を特徴的に組み合わせ、独自の世界観を作り出しました。

デザインの制作には、スケッチから撮影まで約2ヶ月を要しました。その間、ブランドの創設物語を理解し、スズメの様々な写真を分析し、顔だけを含めるか全身を含めるかを検討しました。また、ポーズの見た目をより具体的に検証し、スケッチを通じて視覚化しました。

このプロジェクトの最大の挑戦は、スズメをメインビジュアルとして使用し、かわいすぎないトーンを探求することでした。企業がより多くの挑戦を引き受けるため、デザインのトーンは、挑戦を伝える強くて真剣なトーンを目指しました。

このデザインは、2023年にA' Graphics, Illustration and Visual Communication Design Awardでブロンズを受賞しました。この賞は、芸術、科学、デザイン、技術のベストプラクティスを組み込み、強力な技術的および創造的なスキルを発揮し、生活の質の改善に貢献し、世界をより良い場所にするという、優れた創造性と独創性を持つデザインに授与されます。


プロジェクトの詳細とクレジット

プロジェクトデザイナー: HIROSHI KURISAKI
画像クレジット: Photo By Bird And Insect Ltd.
プロジェクトチームのメンバー: HIROSHI KURISAKI
プロジェクト名: Sparrow Branding
プロジェクトのクライアント: Hiroshi Kurisaki Design


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